前回取り上げた若年認知症の若年の定義は64歳以下であるかどうか、ということです。この若年認知症も含めて、認知症というのは増えています。認知症は大きく分けて「脳血管性認知症」と「アルツハイマー型認知症」があり、「アルツハイマー型認知症」は、脳が病的に萎縮することで起こります。この「アルツハイマー型認知症」と似ている病気が、今回お話しする「ピック病」という病気です。
ちょうど、アルツハイマー病が認知症の一つであるように、ピック病は若年認知症の一つと捉えられることが多いようです。
ピック病とは、脳の前頭葉から側頭葉あたりにかけての部位が萎縮する病気で、50〜60歳に多く見られます。アルツハイマー病が記憶力の低下をもたらすのに対して、ピック病は怒りっぽくなったり、同じ行動を繰り返すというような、性格の変化や異常行動が特徴です。放っておくと、記憶障害や言葉が出てこないなどの症状が現れ、進行すると認知症と同様の症状になってきます。
治療法や原因はまだ分かっていませんが、「脳血流を活発にする栄養補給や適切なケアで、悪化を遅らせることは可能と考えられる」と専門家は分析しています。
これも認知症と同様、普段から頭(脳)を働かせておくこと、および心的に過大なストレスとなる環境を作らないなどの予防が大切です。
全ての病気に通じることですが、病気は発症してからの治療よりも、元気な時の予防の方がはるかに効果があります。一日に一回でいいので、このことを思い出すようにして下さい。そして、できることがあれば是非やってみて下さいね。
「あぁ、暇だなぁ・・・」
いつもこんな状態だと要注意ですよ。
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2005年11月28日
ピック病
posted by わくわく先生 at 18:02
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